2016/04/26 18:45
「田中小実昌」著作入荷しました・
田中 小実昌 1925年 - 2000年 は、小説家、翻訳家、随筆家。
ストリップ劇場での演出助手や、バーテンダー、啖呵売、易者などの職を渡り歩き、その経験を元に踊り子や客達との交流を描いたエッセーで注目された
1971年、『自動巻時計の一日』で直木賞候補。1979年、『ミミのこと』『浪曲師朝日丸の話』の2作品で直木賞を受賞。
赤ちょうちんがぶら下がる酒場を庭とするような庶民派で、新宿ゴールデン街(東京都)の常連としてならした。午前中に原稿を書き、午後は映画会社の試写室で映画をみて、夜は家か飲み屋で飲む、という日常を送っていた。ゴールデン街では、10軒は飲み歩いたという。映画の試写会がない週末には、目的もなくバスに乗っていた。海外に滞在したときも、毎日バスに乗っていた